首こりを解消する枕の高さとは?

現在首こりに悩んでいらっしゃる方が、枕の高さを変えるだけで、首こりの症状が著しく改善する場合があります。よって、ここでは、首こりの解消と、枕の高さの関係について

解説してまいります。

枕の高さが合ってないとどうなるか?

首こり解消の観点から考えた理想的な睡眠姿勢は、

  • 仰向けに寝ている状態では、背骨のS字カーブが、直立時のS字カーブとほぼ同じ状態を維持していること
  • 横向きに寝ている状態では、背骨のラインと顔面の中心ラインが一直線であること

以上の2点が必要だと言われています。

この理想的な睡眠姿勢は、適切な高さの枕を使用することによって実現されます。しかし、枕の高さが合わなくて、就寝中に、この理想的な睡眠姿勢を維持できない場合には、どうなるのでしょうか?

その場合には、不自然な睡眠姿勢で長時間過ごすことになりますから、首の筋肉に過度の負担がかかり、それが首の筋肉の血行を阻害し、首の筋肉にストレスをかけて、乳酸などの疲労物質の蓄積を進行させます。疲労物質は首こりの原因になりますから、枕の高さが合わないと、結局、首こりを引き起こします。

高さが合っていると何故首こりが解消されるか

さて、枕の高さが、ぴったり合っていると、睡眠中、首にかかる負担が少ない理想的な睡眠姿勢を実現できます。これが実現されると、首の筋肉がストレスで緊張して血行が滞留するということも少なくなります。

同時に、首の筋肉も疲労しませんから、首に乳酸などの疲労物質が蓄積されるということが起こりにくくなります。そうすれば、首こりは起こりにくくなることは言うまでもありません。

現在首こりに悩んでいる方は、枕の高さについてのご検討を

現在、首こりに悩んでいらっしゃる方は、就寝時に使用している枕の高さが適切でないことが原因であるかもしれません。その際には、枕の高さを調整するだけで症状が大幅に改善できる場合も考えられます。

とにかく、睡眠時間は平均で6時間から8時間と非常に長いですから、その時間を、首こりに良い姿勢で過ごすのと悪い姿勢では、その差は相当に大きなものになります。そして、それを決めるのは枕の高さです。ですから、現在首こりに悩んでいらっしゃる方は、是非、枕の高さについて考えてみることをお勧めします。

首こりを解消する枕の条件

睡眠時に良い枕を使用しないと、睡眠が原因で首こりが発生する可能性が高まります。また、現に首こりを発症している方であれば、良い枕を使用することによって、首こりを解消できる場合があります。そこで、以下では、首こりを解消する枕とはどんな枕なのか、その条件について解説してまいります。

睡眠中に首筋をしっかり支えれること

首こりを解消する枕の条件としてまず考えられるのは、睡眠中に、首筋をすき間なく支えることができる枕であることです。日本人は、欧米人に比べて、身体に対して頭の占める比重が大きくなります。従って、起きている間は勿論のこと、寝ている間も首筋には比較的大きな圧力がかかります。

よって、使用する枕は、睡眠中に、首筋をすき間なく支え、首にかかる圧力をできるだけ分散し、首にかかる負担をできるだけ少なくするようなものであることが理想的です。

枕の高さが適当であること

次に、首こりを解消する枕の条件として考えられるのは、高さが適当であることです。睡眠中の理想の状態としては、仰向けに寝ている場合には、背骨のS字ラインが直立中と同じ状態、横向きに寝ててる場合には、背骨のラインと顔面の中心ラインが一直線の状態であるとされています。

睡眠中に理想の状態を維持できれば、首にかかるストレスを激減させ、首こり解消に大いに役立ちます。ところで、この理想の睡眠状態を生み出すためには、枕の高さが適切でなければなりません。というより、枕の高さが適切でないと、理想の睡眠姿勢を維持することは、ほぼ不可能であると言っていいでしょう。

なお、上記の理想の睡眠状態を実現する枕の高さは、個々人によって微妙に異なるため、市販の製品で、それにぴったりフィットする品を見つけるのは難しいかもしれません。その場合には、タオルやうす布を使って枕の高さを調整できるような製品を購入するのがよいかもしれません。

高反発枕を利用するのも有効

なお、最近流行の高反発ウレタン枕などは、ウレタンの反発力を利用して、自然と理想の睡眠姿勢が保てるように枕の高さが自動的に調整されます。従って、こういった素材の枕を利用することも、首こり解消の方法として有効と考えられます。

首こりになる原因は枕にある!?

人は、人生の1/3を寝て過ごします。その睡眠の状態が良好かどうかは、首こりが発生するか否かに深く関わってくることは言うまでもありません。さらに、睡眠の状態を良好にするためには、枕が深く関係してきます。そこで、以下では、首こりと枕の関係について解説してまいります。

どうして首こりになる原因が枕にあるのか?

理想的な睡眠の状態は、仰向けで寝ている場合には、睡眠中の背骨のS字カーブが、直立している状態のS字カーブと、ほぼ等しくなる状態と言われています。一方、横向きに寝ている場合には、背骨のラインと顔面の中心のラインが、ほぼ一直線になる状態と言われています。

睡眠中の状態が、上記の状態を維持していると、首の筋肉にかかる負担が非常に少なく、首の筋肉の血行が滞留しにくく、また、睡眠中に首の筋肉が疲労することもありません。

睡眠時の理想的な状態について

睡眠中に、仰向けの状態でも横向きの状態でも、理想の背骨カーブや頭の高さを維持できるかどうかは、適切な高さの枕を使用しているどうかにかかってきます。睡眠時の背骨のS字カーブや顔面の中心ラインを計算して調整された高さの枕を使うことができれば、理想的であるということができます。

枕の高さが合わないと首に負担がかかりやすい

反対に、枕の高さが合わないと、首の筋肉に負担がかかる睡眠姿勢となり、しかも、それが持続する時間は長時間に及びます。悪い姿勢の長時間の持続は、首の血流の滞留と疲労物質の特席を招きます。よって、枕の高さが合わないということは首こりの主要な原因となります。

どんな枕が首こりになりやすいか

したがって、首こりになり易い枕とは、理想的な睡眠姿勢を維持できる枕の高さから比較して、高すぎたり低すぎたりする枕です。高すぎる枕は、睡眠中に不自然な姿勢となり、首にストレスをかけます。

一方、低すぎる枕も、首と布団の間に隙間を作ってしまい、これが首に大きな負担を作ります。どちらも、睡眠中の首の筋肉のストレスを著しく増大させ、首こりを起こり易くします。

良い枕で首こりが解消されるメカニズムについて

さて、枕を理想的な高さに調整すると、睡眠時の姿勢がよくなります。姿勢が良くなると、首の筋肉の血流やリンパ液の流れが良くなります。すると、まず、乳酸などの疲労物質が発生しにくくなります。

同時に、乳酸が発生しても、血液循環により筋肉内に滞留せずに、スムーズに筋肉外に排出されるようになります。このような原因によって、首こりが解消されていきます。

首こりを解消する5つの方法

何ともなかった首が、突然、鉄板が入ったように重くなる首こりは、非常に厄介な症状です。そこで、以下では、この首こりの解消に役立つ方法を5つ紹介いたします。

首こりの解消に役立つ5つの方法

首こりの解消に役立つ5つの方法は以下の通りです。

  • 長時間同じ姿勢でいないこと
  • 適度の首の運動をすること
  • 首の筋肉の血行を良くすること
  • 首こりに良い食品を摂取すること
  • 高さの丁度良い枕を使うこと

以下では、この5つの方法について解説をしてまいります。

長時間同じ姿勢でいないこと

首こり解消に役立つ方法の第1は、長時間同じ姿勢でいないようにすることです。特に、事務系の仕事をする方や、長距離トラックのドライバーの方は、同じ姿勢を長時間持続する傾向があります。

同じ姿勢を長時間持続すると、首の筋肉内の血液の滞留が起こり、首こりの原因となる疲労物質(乳酸)が溜まり易くなります。仕事中に適当に休憩を入れることで、同じ姿勢の長時間の持続を防止することができます。また、仕事の種類を適宜に変えることも、この目的のために役立ちます。

適度の首の運動をすること

首こり解消に役立つ方法の第2は、適宜に首の運動をすることです。首こりは首の筋肉内の血流の滞留により起こります。軽い運動は、この血流の滞留を防ぐことに役立ちます。

首や肩を軽く回す、肩甲骨を伸ばしたり縮めたりを繰り返す簡単な運動でも十分な効果を発揮します。仕事の休憩時間に、これらの軽い運動を行うだけでも、首こりの解消に、相当の効果を発揮します。

首の筋肉の血行を良くすること

首こり解消に役立つ方法の第3は、首の周りの筋肉の血行を良くすることです。繰り返しになりますが、首こりの原因は、首の筋肉の血流の滞留ですから、首の筋肉の血行を良くすれば、首こり解消に効果があることは言うまでもありません。

首の周りの筋肉の血行を良くする方法としては、マッサージやお湯をかけたタオルで首の周りをゴシゴシこする、入浴時に長時間、湯船に首までつかる、などといった方法が考えられます。

首こりに良い食品を摂取すること

首こり解消に役立つ方法の第4は、首こりに良い食品を摂取することです。首こりの直接の原因は、乳酸など疲労物質が筋肉内に蓄積されることです。クエン酸は、この乳酸が筋肉に蓄積することを抑制する効能を有します。このクエン酸を多く含む食品を摂取すれば、乳酸の筋肉内への蓄積を防ぎ、首こり解消に効果を発揮します。

クエン酸を多く含む食品としては、ミカン、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系果物や、梅、桃、酢などが上げられます。これらの食品を意識して摂取することにより、首こり解消に役立てることができます。

高さの丁度良い枕を使うこと

首こり解消に役立つ方法の最後は、高さの丁度良い枕を使うことです。就寝時に首に負担がかかると、これも首こりの原因となります。そして、特に、枕の高さが適切でないと、睡眠中に首に大きなストレスが発生します。

したがって、睡眠時に自分にぴったりフィットする高さの枕を使用することによって、睡眠時の首に対するストレスを減少させ、首こりの解消に役立てることができるのです。

ストレートネックが首こりを引き起こす

最近、首こりの原因として、ストレートネックが注目されています。ストレートネックとは、聞きなれない言葉ですが、以下では、ストレートネックとは何か、ストレートネックはなぜ首こりの原因となるのか、などといったことについて解説をしてまいります。

ストレートネックとは何か

頸椎(頭がい骨と肩甲骨の間の脊椎の部分、首の骨)は、7個の骨のより構成されています。通常であれば、この頸椎は、竹のように、後ろ側に軽くしなって、約5㎏の頭の重さを支えています。

ストレートネックとは、頸椎がしならず、まっすぐの状態で、頭の重さを支えている状態のことをいいます。正式には、頸椎の生理的前湾角度(しなりの度合い)30度以下の状態のことをいいます。

ストレートネックが首こりの原因となるのは何故か

このストレートネックになると、通常であれば、頸椎のしなりによって分散される頭の重力が、頸椎に集中します。そのために、頸椎は勿論のこと、首の筋肉にも持続的に過重な負担がかかります。

すると、首に筋肉の血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質の蓄積が起こり易くなります。乳酸などの疲労物質の蓄積は、首こりの最大の原因ですから、このような理由によって、ストレートネックが、首こりを引き起こします。

ストレートネックになる原因について

ストレートネックになってしまう原因としては、まず、長時間にわたるうつむき姿勢の持続が考えられます。慢性的にうつむき姿勢となると、頸椎の生理的な湾曲が失われます。すると、ストレートネックになります。長期間のパソコン作業やスマホ作業は、慢性的なうつむき姿勢を生み出しますから、注意が必要です。

また、バレーやダンスの矯正、柔道やレスリングなどの格闘技による衝撃によっても、ストレートネックは起こります。これらはスポーツ障害によるストレートネックといいます。

また、加齢によってもストレートネックは起こります。高齢の方は、頸椎椎間板ヘルニアやその他の頸椎症を起こしやすくなります。これらの頸椎に関わる病気は、ストレートネックの原因となる事があります。

首こりの原因

首こりの原因としては、様々な原因が考えられます。首には、多くの神経と筋肉が集中しており、様々なストレスや病気の影響を受けやすくなっています。ここでは、首こりの原因について、代表的なものについて解説をしてまいります。

首こりの原因として代表的なものは、以下の4つが挙げられます。
それは

  • 長時間の同じ姿勢の持続
  • 首の筋肉の疲労
  • 関節の異常
  • 内臓の異常

長時間の同じ姿勢の持続

首こりの原因の第1は、長時間の同じ姿勢、特に悪い姿勢を長時間続けたことにより、首の筋肉の血流阻害とそれに伴う疲労物質の蓄積です。乳酸などの疲労物質が首の筋肉に蓄積すると、首に圧迫感、痛み、ハリを感じるようになります。

首の筋肉の疲労

次に、首の筋肉の疲労です。日本人は、欧米人に比べて、頭に占める身体の比重が大きいですから、首の筋肉に大きな負担がかかります。ですから、首の筋肉が疲労しやすい傾向があります。

首の筋肉が疲労すると、同じ姿勢を長時間持続した場合と同様に、乳酸などの疲労物質が蓄積します。この疲労物質が蓄積すると、首にハリや痛みなどの症状があらわれ、首こりとなります。

関節の異常

鎖骨や肩甲骨などが、傷んでいたりすると、その影響が首こりとなって表れてくる場合があります。これらの間接異常が首の筋肉に過度の負担をかけ、それが原因で、首に痛みやハリが表れる場合があります。

なお、首には頸椎があります。この頸椎の間接に異常が生じた場合にも、首こりの症状が表れます。一般的な首こりは指圧やマッサージなどの筋肉の疲労や血行を改善する治療で回復しますが、それを行っても回復しない場合には、関節の異常を疑ってみます。

内臓疾患

腎臓、長、肝臓、胃などに疾患があると、血液の循環が滞るようになります。そうすると、重要な神経と筋肉が集中する首に、首こりという症状として表れてくる場合がります。

首こりというと、どうしても筋肉や神経の病気と考えられがちですが、このように、重大な内臓疾患が原因であることもあります。首こりが長時間持続し、かつ、治療を施しても容易に回復しない場合には、内臓疾患を疑ってみる必要があります。

首こりってどんな症状?

ある時突然、それまでは何ともなかったのに、首に鎖がかけられているような圧迫感を感じるようになることがあります。そのような症状を「首こり」といいます。以下では、この首こりについて説明をしてまいります。

首こりの症状について

首こりとは、首のつけ根から肩や背中にかけて、筋肉が張ったような感覚や痛みが現れる症状のことをいいます。また、それとともに、頭や腕、指先にしびれるような痛みを伴う場合もあります。

首こりが悪化するとでてくる症状について

さて、首こりが悪化した場合、今度は、頭痛やめまいや吐き気、腕や指先等のしびれが現れてきます。これは、首に重要な神経が集中しており、首こりにより、これらの神経が圧迫されることが原因です。

首こりと肩こりの区別は難しい

ところで、首こりと肩こりは非常に似ています。肩こりの原因が首の筋肉の疲労などにあることが多いので、お医者さんによっては、肩こりとは首こりのことであるという方もいらっしゃいます。

肩こりの症状についても、首から肩にかけてのハリや痛みですから、肩こりと首こりを、症状の発生する部位から区別するのは困難であると考えられます。発症の原因についても、基本的には、筋肉の持続的緊張による疲労物質の蓄積ですので、全く同様です。

首こりと肩こりの決定的な違い

ただし、首こりと肩こりの決定的な違いは、頭痛や腕や指先のしびれを伴うか伴わないかです。首には、重要な感覚神経が集中しています。特に、脊髄から頭へ向かう神経や、同じく脊髄から腕や指先へ向かう神経は、この首の中を走る脊髄から出ています。

ですから、首こりの状態となり、首の筋肉が緊張した状態が持続すると、頭や腕・指先へ向かう神経を圧迫し、それが、頭痛、腕や指先のしびれなどの神経症状となって表れてきます。

一方、肩こりの場合には、そのような神経系は走っていませんから、神経症状が伴うというようなことはありません。肩こりの場合には、症状の発生部位は肩周辺に限定されており、神経への刺激が原因の、離れた部位への痛みなどを伴うことは原則としてありません。

他の部位への神経症状の有無で見分ける

首こりと肩こりを区別することは、お医者さんでも難しいそうですが、以上のように、肩や首のこりの他に、頭や指先などの神経症状を伴うか否かが、両者をを区別する決定的なポイントとなるようです。